年が明けまだまだ冬真っ盛りですが、食材にはちらほら春の季節を感じさせる物が出始めています。
今月はそんな春の代表的な食材である新竹の子を、焼物の山形牛にあしらってみました。噛んだ瞬間、とうもろこしのような甘い風味が口いっぱいに広がり、一瞬竹の子である事を忘れてしまう、そんな味が楽しめます。
対照的に煮物では、冬らしい濃厚なタラの白子をさっぱりとした柚子の中に菜の花と一緒に盛り合わせ、白、黄、緑の色鮮やかでほんのり温まる一品をご用意致しております。
先付|カリフラワーの冷製茶碗蒸し
椀物|ずわい蟹とくわいの真丈 生湯葉のお椀
造り・白身|とら河豚の角造りと帆立貝柱ののお造り
造り・赤身|まぐろのお造り 花わさびのおひたしと一緒に
焼物|山形牛と新竹の子の木の芽焼き
冷し鉢|なめらか胡麻豆腐
煮物|白子の柚子釜蒸し
御飯物|鯛とかぶらの炊き込み御飯|新玉ねぎの赤出し
香の物|ちょろぎの梅酢漬け・千枚漬け・きゅうりのぬか漬け・牡蠣の山椒煮と白菜の浅漬け
甘味|苺のパンナコッタ